2022年の4月から男性の育休に関して制度が変わりますね。企業から従業員への「育休制度の説明」や「育休取得の推進」が義務化されたので、今までよりは少し男性も育休を取得しやすい方向に変わるのかなと思います。
私は制度が変わる前に2人目の子供が生まれてから半年の育休を取得したのですが、これから育休を取得する人向けに参考になればと思い今回記事を書きました。
- これから育休を取得しようと思っている男性
- 育休取得することのメリット・デメリットが知りたい人
- 旦那が育休取得するって「どんな感じ?」と思っている人
- 育休を半年取得した人の経験談を知りたい人
目次
男性育休を半年取得して分かったこと
- 育児の大変さ
- 娘(1人目の子供)の保育園事情
- 息子(2人目の子供)の成長過程
育児の大変さ
実際に経験してみて頭で想像していた以上の大変さでした。
1人目の子供がまだ2歳を過ぎた頃ぐらいで、1人で何でもできるわけではないので、朝起きてからお茶をあげたり、ご飯を食べさせてあげたり、オムツを変えて服も着替えさせる必要があります。そこから歯磨きをしてから保育園に送り、帰ってくれば掃除や洗濯。あっという間に、昼になっています。
そこからスーパーに買い出しにいったり、日用品を買いにいけばもう昼すぎ。少し一息ついて、洗濯物を取り込めば、保育園にお迎えにいく。夜ご飯も食べさせてあげて、お風呂に一緒に入ると、あっという間に寝る時間です。最後は歯磨きをして寝かしつけです。
やることが多く時間があっという間に過ぎたり、特にイヤイヤ期ということもあってか子供はスムーズに言うことは聞いてくれず泣いたりして物事が進まないこともあります。1人目の泣きと産まれたばかりの赤ちゃんがダブルで泣くときには、もはやカオス状態(笑)子供の世話をするということは初めての経験ばかりで右往左往することも多々ありました。
経験してみて、専業主婦の方ですら子育ては大変だと思いましたが、働きながら子供の面倒をみている人には本当に頭が下がります。ママちゃも働きながら子供の面倒をみてくれているのですが、家事と仕事を両立しながら子供の世話をテキパキとやってくれている姿を見て改めて凄さを感じたのと感謝しかないです。
世の中の男性は一度は育休をとって、どれだけ大変かを身をもって経験してほしいと強く思いました。奥様への気持ちの理解が深まり、より円滑な夫婦生活を送れると思います。
娘(1人目の子供)の保育園事情
育休をとることで、保育園への送り迎えをする機会も増え、娘が園でどんな生活を送っているのかがよく分かりました。担任の先生がどんな人かとか同じクラスにはどんな子がいるとか、送り迎えですれ違うママやパパはどんな人かとか、実際の目で見て知ることができます。
担任の先生と会話することで、今日はどんな風に保育園で過ごしてたとか、そういったことまで直接知れることが嬉しかったです。
今までもママちゃから娘の話は聞いてましたが、直接自分の目で見たり耳で聞くことで娘の成長をより身近に感じられることが特に良かったことでした。
息子(2人目の子供)の成長過程
1人目の娘の時は育休を取得していなかったため、平日の少しの時間や土日しか娘を見る時間がありませんでした。
育休を取得することで、24時間いつでも息子と一緒にいることができたので、細かな成長をより感じることができました。「肌が綺麗になってきたな」「自分の手を見つめるようになったな」「ニコッとよく笑うようになったな」「自分の指を舐めるようになったな」「首が少しすわってきたな」「声がよくでるようになったな」とか、小さな変化をたくさん見つけられます。
子供の成長を近くで毎日見ることができ、幸せな時間を過ごせることがすごく嬉しかったですね。
男性育休のメリット・デメリット
- 子供たちと一緒に居られる時間が増える
- ママちゃとの会話が増える
- コロナ禍での休園対応が柔軟にできる
- 時間が増えたことで出来たことが多い
子供たちと一緒に居られる時間が増える
何といっても、子供と過ごせる時間が大幅に増えることが何より嬉しいことです。働いていると、平日はほぼ一緒に過ごすことができず、朝起きて少しの時間と家に帰ってきてから子供が寝るまでの時間しかありません。
それが、平日もずっと毎日一緒に過ごせます。土日に関しても、仕事をしながらだとどうしても平日の疲れもあって、子供と遊ぶ時間を減らしてしまうこともありましたが、育休をとることで土日も元気にフルで子供と一緒に遊ぶことができるようになりました。
よく公園なんかにも一緒にいって、滑り台やアスレチックで思いっきり一緒に遊んで子供の喜ぶ顔をたくさん見ることができました。
ママちゃとの会話が増える
私の場合は、育休を取得する前からママちゃとはLINEでも直接でも会話することが多い方でしたが、やはり一緒に居る時間が多くなる分さらに会話は増えましたね。
土日にどう過ごすかといったことはもちろんですが、2人の子供のことや、生活のこと、将来のことなど、色々なテーマでお互いの考えや意見を共有したり、調べたりしながらどうしていくかを話し合う機会がとても増えました。
ママちゃと会話することで物事が決まっていき、よりよい生活に向けて前に進んでいる感覚を実感でき充実していました。
コロナ禍での休園対応が柔軟にできる
多くの小学校や保育園でコロナ感染の影響で休園になっているケースが多いと思います。私の娘の保育園にも何度かコロナの感染者が出たことで、保育園が休園になったことがありました。
コロナの感染者が出るとほぼ1週間ぐらいの休園となり、感染者が複数名でた際は2週間連続で休園となったこともありました。私がもし育休をとっておらずママちゃも育休期間中でなければ、2人で協力してお互い会社を休む必要がありかなり大変だったと思います。有休も減りますし、なかなか2週間連続で何日も仕事を休むのが難しいという人が多いと思います。
今回育休を取得したおかげで、そこは何も気にすることなく娘と家で過ごすことができ、柔軟に対応できたことが良かったです。
時間が増えたことで出来たことが多い
仕事をしながらだと、まとまった時間がなかなか取れずやりたいことややらなければいけないことも先伸ばしになっていました。
私の場合は、将来のことを考えてやりたいと思ってたことが出来ました。例えば、「月の家計費見直し」や「ライフプラン作成」、「つみたてNISA開始」、この「むちゃこちゃブログ」をママちゃとスタート出来たことも大きかったですね。
その他にも、家全体の整理、旅行、歯の治療、医療機関受診、保険見直しなど意外とまとまった時間がないとやる気がおきなかったことを1つ1つ片づけられました。もちろん子育てが一番優先順位が高いですが、隙間の時間を活用して色々とやれたことが良かったです。
- 収入が減る
- 取得前の申し訳なさを感じる
- 復職時への不安
収入が減る
育休中は会社からの給料が出なくなる代わりに「育児休業給付金」が支給されます。育児休業給付金は、育休開始後5か月目までは月の給料の67%になります。ちなみに育休開始後6か月目以降は50%になります。かなり減るなーと思ったのですが、実際は社会保険料が免除されたり、税金が減額されることから収入は見た目ほど減ってはいません。
ただし、最初の支給されるタイミングが育休取得後から2~3か月後になります。私は3か月後に2カ月分が支給されました。以後も2か月ごとに2カ月分が支給されます。会社の給料と違って、毎月毎月振り込まれるわけではないところが、待ち遠しいなと感じることがあります。
取得前の申し訳なさを感じる
会社としては育休を推進していましたが、それでも実際半年取得となると取りづらさは感じました。女性で育休をとる人は多いですが、実際まだまだ男性で取得する人は少なく、期間に関しても男性で半年以上取得する人が稀でした。
また、半年間同僚に仕事を引き継いだり、上司にサポートをしてもらう必要があるため、正直申し訳なさは半端なく感じました。
育休に入るまでに必死で責任をもって自分の仕事を全うすること、またマニュアルを作成したり、できる限り自分が育休を取得している間に発生することを想定して引き継ぐことで、周囲になるべく迷惑をかけないように心掛けました。
復職時への不安
育休期間中で仕事への感覚が鈍っていることから、復帰したときに仕事のスピード感を取り戻せるかといったことは漠然と不安に感じます。
また会社の状況も変化している可能性があるため、復帰した際に復帰前の業務ができるのかといった不安も出てきます。
復帰してからは早急に感覚を取り戻し、また仕事に慣れる必要がありますね。
ただ、今回育休取得により自分のなかではマルチタスク能力が少し向上したような気はしますのでこれが仕事に活かせられたらと思っています。
さいごに
初めて育休を取得することで、色々な気づきがたくさんありました。
メリットだけでなくデメリットもありますが、私自身は半年間取得して良かったと思っています。長い人生の中でこんなにも子供と一緒にいられる時間は最高に幸せですよ(^^)/
是非、半年以上の育休を取得してみてくださいね!
こちらの記事では、おすすめのベビー用品も紹介していますので是非ご覧ください♪
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