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失敗しない会社の選び方!上場企業の現役人事がポイントを解説!

会社選び失敗したくない
こんな悩みを解決
  • 会社の選び方で重要視することは?
  • 失敗しない会社の選び方は?
  • 会社の選び方のコツは?
  • 会社をよく知る方法とは?
パパちゃ

そんな悩みを解決できる記事を書きました!

「会社の選び方」は、私が実際転職した際にも非常に重要視したことです。また、現在人事として自社にマッチしているかどうかを知るために求職者によく質問する項目でもあります。

そんな私だからこそ、この記事では、「会社の選び方のポイント」「失敗しない会社の選び方」「会社をよく知る方法」をご紹介します。

この記事を読み終えればきっと、会社の選び方に自信がもてるようになりますよ!

会社の選び方のポイント

人によって、何を重要視するかは様々だと思いますが、ここでは「会社の選び方のポイント」をご紹介していきます。

業種や業界

業種とは?

◆事業の種類のことで、その企業が関わっている分野のこと

例:製造業、情報通信業、金融業、不動産業、サービス業など

業界とは?

◆業種を取り扱う事業やサービスによって分類したもの

例:ホテル業界、広告業界、自動車業界、IT業界など

興味がないことを仕事にするのは長く続かないため、興味のもてる分野は何かを決めて業種を選ぶことが大切です。

また業界で平均の給料相場や将来性が分かるため、今後伸びていく事業やサービスは何かを考えて業界を選ぶことも大切です。

職種や仕事内容

職種とは?

◆職業の種類のことで、どんな種類の仕事をしているか

例:営業、企画、事務、販売など

職種が変わると仕事の内容がガラッと変わるため、

  • どんな内容の仕事がしたいのか
  • 自分の性格にあっている仕事は何か
  • どんな働き方をしたいか
  • 自分の得意なことを活かせる仕事は何か

といったことを意識して職種を選ぶことをおすすめします。

企業理念や経営方針

企業理念とは?

◆会社の根幹となる考え方や価値観のこと

多くの企業はHPなどで企業理念を開示しています。

この企業理念は余程のことがない限り基本的に変わることがないため、企業理念を見て共感できるかどうか、自分の考え方や価値観にあっているかを見極めることが大切です。

経営方針とは?

◆企業理念を実現するためにどのように活動していくかの目標を具体的にしたもの

企業理念とは違い時代の変化によって経営方針も変化することがありますが、実現性の高いものか、時代に即したものになっているかは大事なことですね。

事業内容と競合優位性

事業内容とは?

◆企業が取り組んでいる仕事の内容のこと

  • 会社がどのような商品やサービスを提供しているのか
  • どんな相手が顧客になるのか
  • 競合はどこにあたるのか
  • 競合と比べての強み何か

といったことを理解することが大切です。

理解した上で、商品やサービスに興味がもてるか、顧客から必要とされる会社かどうかを見極める必要があります。

安全性

安全性とは?

◆企業が倒産せず継続して事業ができるかどうかの度合い

誰もがすぐ倒産するような企業で働きたくないですよね。

企業の安全性を見るには、

  • 利益がでているか
  • 創業から10年以上は経過しているか
  • 需要がある業界か
  • 離職率は低いか

をみることがおすすめです。

また上場している会社であれば、必ずHP上で自己資本比率を開示しています。自己資本比率とは会社が返済義務のない自己資本をどれだけ保有しているかが分かるものです。

高ければ高いほど良いですが、自己資本比率が50%以上であればかなり良好な状態で倒産のリスクはかなり低くなります

将来性

将来性とは?

◆企業がどれだけ拡大していくか今後の可能性のこと

企業の将来性を見るには、

  • 売上が伸びているか
  • 利益が伸びているか
  • 資産が増えているか
  • 従業員が増えているか

をみることがおすすめです。

また変化が激しい時代ですから、時代の変化に対応して柔軟に対応できる風土があるかどうかといった点も大切になります。

評価基準

評価基準とは?

◆グループやチームや個人がどの程度目標を達成できたかを判断する指標のこと

多くの企業が、

  • 成果(目標達成度などの結果)
  • 能力(業務を行う上で必要なスキルや知識)
  • プロセス(取り組み姿勢)

の3つの区分で評価していることが多いです。

それぞれの区分で「何を求めているか」「どこを重要視しているか」は企業によって変わりますので、そこに注意して企業の情報収集をすることをおすすめします。

教育体制

従業員に必要なスキルや知識を習得してもらい能力を向上させることを目的に、企業側が教育制度を設けていることが多いでしょう。

「企業の制度として何か教育制度があるか」「費用は企業負担か」といったことがポイントですね。

なぜなら、企業にとって大切なことは「人材」であると理解しており、また人の育成に対して投資できるほどの企業であることが成長していく可能性がある企業だといえるからです。

社風

社風とは?

◆企業がもつ雰囲気や文化や価値観のこと

社風が自分に合うかを入社するまでに見極めることはなかなか難しいです。実際に入社して、体感してみないと自分に合うかどうかなんてわからないですよね。ただし、

  • 企業のHPや求人で社員のインタビューを見る
  • 口コミサイトを見る
  • 人事や面接官に質問して聞く

などすることで、ある程度は分かりますので活用していきましょう。

勤務地

毎日通勤する場所ですので通勤にかかる時間や体力を考えると、かなり重要なポイントになります。

経験上、通勤時間に2時間ほどかかったり、電車やバスの乗り換えが複数回あるとかなり大変です。家をでてから会社まで約1時間以内、乗り換えも2回以内ぐらいがよいでしょう。

また最近だと、テレワークやリモートワークがどれぐらいの頻度できるかによっては、勤務地の幅も広がると思います。

給料や年収

月額の収入で気を付けるポイントは、見込みの残業時間が何時間ぐらいでどれぐらいの残業代が含まれているかということです。

意外と月額の収入が高いと思っても、「月45時間の残業代が含まれた上での収入だった!」なんてことが多いです。

年収に関して気を付けるポイントは、確実にもらえる収入はいくらかということです。

基本的に残業代や賞与は変動する収入ですので、それがどれぐらい平均的に見込めるかを確認することをおすすめします。

福利厚生

福利厚生とは?

◆月額の収入以外に会社が従業員に対して用意する報酬全般のこと

福利厚生は大きく「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」にわかれます。

法定福利厚生とは、法律で定められている福利厚生のことで、社会保険や労働保険などです。

法定外福利厚生とは、企業が独自に定める福利厚生のことで、住宅手当や慶弔金、交通費手当など様々な種類があります。

法定外福利厚生がどれだけ充実してるかが、その企業がどれだけ従業員に寄り添っているか確認する1つの目安になります。

失敗しない会社の選び方

色々な会社の選び方のポイントをお伝えしてきましたが、ここでは失敗しない会社の選び方をご紹介したいと思います。

会社選びの軸を決める

まずは会社の選ぶ際に、自分が重要だと思う項目を決めることが大切です。12個の会社の選び方のポイント項目をご紹介しましたが、人によって重要となる項目は違います。

今までの過去の経験を振り返ったり、将来どうしていきたいかを考えることで、自分にとって重要と思う項目を選び、その項目を会社選びの軸とすることをおすすめします。

選んだ軸の優先順位をつける

次に、自分にとって重要だと思った会社選びのポイントに優先順位をつけることです。

例えば、重要だとおもった会社選びのポイントが「社風」「給料や年収」「将来性」「事業内容と競合優位性」だとします。

その項目に、

  1. 事業内容と競合優位性
  2. 給料や年収
  3. 将来性
  4. 社風

というように順位をつけます。

順位をつけることで、自分にとって特に何が重要度が高いかが整理できます。

優先順位をもとに会社を比較して可視化

最後に、優先順位をつけた項目で会社を比較して可視化します。

<比較表の例>

社名A社B社C社D社E社
①事業内容と競合優位性×
②給料や年収
③将来性×
④社風×

優先順位が高いものに〇がついてる会社を選ぶこと(ここではA社)で、会社選びの失敗をなくすことができます。

会社をよく知る方法

会社を理解することで会社を選ぶポイントも見つけやすくなります。ここでは会社を詳しく知る方法をご紹介します。

会社HPを見る

一番代表的なものは、その企業のHPを見ることです。

企業情報や事業紹介からわかること
  • 企業理念と経営方針
  • 事業内容と競合優位性
採用情報からわかること
  • 職種や仕事内容
  • 評価基準
  • 教育体制
  • 社風
  • 勤務地
  • 給料や年収
  • 福利厚生
財務情報からわかること
  • 安全性
  • 将来性

上場企業であれば、「決算短信」や「株主総会資料」をみれば、より詳細な企業情報を知ることができます。

求人サイトを見る

求人サイトもおすすめです。求人広告の会社が企業に取材をした上で、求人を作成しサイトに掲載しています。

HPとは違い第三者の視点からみた企業の情報を得ることができので、参考になります。

口コミサイトを見る

実際に働いていた社員のリアルな声が知ることができるのが、口コミサイトです。

良いことも悪いことも記載されています。

ただし、現職の社員だけでなく退職した社員が書き込むことが多いため、どちらかというとネガティブな意見が掲載されていることが多いです。

私も転職時にはよく口コミサイトを見ていました。経験上、悪いことが書かれていない企業はほぼないため、自分にとって重要視する会社選びのポイントに絞ってコメントをみることをおすすめします。

転職エージェントを活用する

希望の条件にあった会社を紹介してくれるサービスが、転職エージェントです。転職エージェントに関しての詳細は、下記の記事にまとめています。

まとめ

ここまでで「会社の選び方のポイント」「失敗しない会社の選び方」「会社をよく知る方法」をご紹介してきましたが、最後にもう一度内容を確認しておきましょう。

会社の選び方に関するまとめ

会社の選び方のポイント
→「業種や業界」「職種や仕事内容」「企業理念と経営方針」「事業内容と競合優位性」「安全性」「将来性」「評価基準」「教育体制」「社風」「勤務地」「給料や年収」「福利厚生」

失敗しない会社の選び方
→会社選びの軸を決める、選んだ軸の優先順位をつける、優先順位をもとに会社を比較して可視化

会社をよく知る方法
→会社HPを見る、求人サイトを見る、口コミサイトを見る、転職エージェントを活用する

会社選びで迷った時には、1人で迷わずプロに相談するのがおすすめですよ。

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