- 仕事を辞めたいと思う時ってどんな時?
- 仕事を辞めたいと思った時はどうすればよい?
- 仕事を辞める・辞めないの判断基準は?
- 仕事を辞めたいと思った時に乗り越える方法は?
そんな悩みを解決できる記事を書きました!
「仕事を辞めたい」「転職したい」と思って、実際に転職したことも、逆に踏みとどまったこともあります。
そんな私だからこそ、この記事では「仕事を辞めたいと思う時はどんな時か」「仕事を辞めたいと思った時の対処法」「仕事を辞めても良い場合と辞めない方が良い場合」「仕事を辞めない場合のストレス軽減法」をご紹介します。
この記事を読み終えれば、次にとるべき行動が分かりますよ!
「仕事を辞めたい」と思うのはどんな時?
まずは、会社勤務している全国の男女1000人に「会社を辞めたいと思うとき」の理由をきいた結果をランキング形式でご紹介します。

ランキングを見てみると、1位「職場の人間関係が悪い」2位「理不尽な扱いや叱責を受けた」5位「上司と合わない」が「人間関係」、3位「仕事量や残業が多い/休みが取れない」4位「給料が安い/ボーナスや昇給がない」が「待遇」といった大きく2つの理由が上位を占めていました。
仕事を辞めたいと思った時の対処法

仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれだと思いますが、仕事を辞めたいと思う時は感情的で冷静な状態でなかったり、どうしていいか分からなかったりすることが多いと思います。
私も実践したことがありますが、仕事を辞めたいと思った時の対処法をご紹介します。
辞めたい理由を書き出して頭の中を整理する
①「なぜ仕事を辞めたいのか」の理由を書き出す
ノートでもいいですが、移動中にも見たり書いたりできるのでスマートフォンのメモに書き出すのがおすすめです。
頭の中だけで理由を考えていてもなかなか考えが整理できないため、可視化することで「なぜ仕事を辞めたいのか」の理由が明確になります。
理想の状態を書き出す
②「辞めたい理由」に対して、「どういう状態になってほしいか」という理想の状態を書き出す
例えば、「残業時間が毎月60時間もあって多い」という理由に対して、「残業時間を毎月20時間にしたい」といった理想の状態を書き出します。
自分の心の声をしっかりと聞き、どのような状態になっていれば自ら納得できるかといった視点で書き出すことが大切です。
自分でできる解決策を考えて行動する
③理想の状態になるために自分でできる解決案を書き出す
例えば先ほどの残業時間の例だと、「業務量の負荷を見直してもうらように上司に相談する」といった感じです。
解決案は1つだけでなく考えられる限り複数考えた方が実践できることも増えて、理想の状態になれる可能性が高くなりますね。
「自分でできる解決案が全く思い浮かばない」場合は、周囲の人に相談してみても良いと思います。
また「どうしても自分で解決できないことが多い」といった場合は、転職も視野にいれることをおすすめします。
仕事を辞めても良い場合

仕事を辞めたいと思っても、実際辞めた方がよいのか踏みとどまるべきか迷いますよね。辞めたい理由は数多くありますが、まずは仕事を辞めてもよいケースをご紹介します。
会社の経営が不安定
会社の経営が悪くなると倒産する可能性があるため非常に危険です。倒産してしまうと、給料ももらえなくなり生活していく上でかなりの支障をきたします。
会社の売上が落ち込んで利益が減ってしまい、賞与のカットや残業時間を抑制し残業代をカットされると経営状況が悪化している状況です。
また給料の遅延や未払いが起こると、かなり危機的な状況だと思われます。
他にも大量のリストラ、優秀な人材や経営層に近い人材の辞職など、何かしら通常と違うことが会社で起こっていると会社の経営が不安定なサインになります。
労働時間が長すぎる
労働時間が長すぎると最悪のケース過労で死に至ることもあり危険です。労働基準法によって、時間外労働の上限についても定められています。
月→45時間
年→360時間
月→100時間未満
複数月平均→80時間以内(2~6か月)
年→720時間以内
これを超えるとアウト!!
また45時間を超えることができるのは年間6か月までです。
月45時間以上の残業が2~6か月続くようであれば、上長に相談して改善する必要があります。
月80時間を超える残業が複数月にわたったり、月100時間を超える残業が発生する場合はかなりブラックな組織であるため、転職することをおすすめします。
また、業務負荷の見直しが無いのにコスト削減のために残業禁止にされ、サービス残業が黙認されている場合も悪い組織体制のため、転職を視野にいれたほうがよいです。
人間関係が悪すぎる
会社を辞めたいと思う理由ランキング1位にも「職場の人間関係が悪い」とあったように、人間関係は多くの人が悩んでいるでしょう。
育ってきた環境、性別、年代など様々な違いから価値観が異なるのは当然のことです。
だからこそ、考え方があわないからといって安易に仕事を辞めてしまうと、転職しても同じ状況に遭った時にまた会社を辞めなくてはいけなくなりますよね。
ただし、次のような場合は周りに相談しても解決しないならば一度おかしくなった人間関係を正常にもどすことはかなり困難なため新たな会社で再スタートをきったほうが賢明です。
- セクハラされている
- パワハラされている
- 無視やいじめにあっている
うつ病など健康状態に支障をきたす
会社の様々な問題が原因でうつ病などを発症してしまい健康状態に支障をきたした場合は、まず休職することをおすすめします。
無理をして、仕事を継続しても良い方向には進みません。
これから長い人生を生きていく中でしっかりと休養をとって、一度仕事のことを全く考えない環境の中で治療に専念してから、転職活動を経て新たな社会人生活をスタートさせることをおすすめします。
仕事を辞めない方が良い場合

次に、仕事を辞めない方がよいケースをご紹介します。
親の介護
親の介護と仕事を両立することは非常に大変で退職される人も多いと思います。しかし、いきなり退職するということは避けた方がよいです。
仕事を辞めてしまうと収入がなくなり、貯金を切り崩しながら介護費用も支払うことを考えると長い目で見たときに生活していく上で非常に厳しい状況になります。
いきなり退職するのではなく、介護休業の活用をおすすめします。
労働者が要介護状態※にある対象家族を介護するための休業
※負傷、疾病、(身体上・精神上)障害により、2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態)
休業できる日数は対象家族1人につき93日であり、その日数を最大で3回に分割して取得可能です。
また、介護休業を取得しながら、デイサービスやホームヘルパーなどを利用することで、仕事ができる環境を整えることも長い先の人生を考えた時に大切になってくると思います。
働きたくないから
働きたくないからという理由だけで辞めることはおすすめしません。
誰しもが辛いことや上手くいかないこと、気分が落ち込むことはありますが、感情にまかせて仕事を辞めてしまうと後悔します。
一生働かずに生活していけるだけの貯金がたまった場合や、働かずしても収入を得られる仕組みができあがったなどであれば別ですが、そうでなければ目的もなく「働きたくないから」という理由で辞めてしまうと次の働く場所も見つけることが難しくなります。
どうしても、働きたくないといった感情が度々出てくる場合は、1人で悩まず一度転職エージェントでプロに相談してみてください。
仕事を辞める前に行うこと

色々悩んだ結果仕事を辞めると決意した後に、まず何をすれば良いか悩みますよね。ここでは、仕事を辞めると決意した後の流れと押さえておくべきポイントをご紹介します。
転職活動
まずは転職活動です。先に転職活動をして次の働き口を決定してから仕事を辞めることをおすすめします。その方が精神的に楽だからです。
1人で動くよりも、プロに色々と相談しながら転職活動をしたほうが転職の成功率もあがるため、転職エージェントの活用をおすすめします。
退職の意思を上司に伝える
転職先が決まれば、次は退職の意思を上司に伝えます。たいてい就業規則で退職の1か月前までに退職の意思を伝える必要がある場合が多いです。
ただし、有給消化や残されたメンバーへの業務引継ぎを考えると、余裕をもって退職の2~3か月前には退職の意思を伝えることをおすすめします。
また退職について上司に伝える際には、強い決意で明確に退職したい意思を伝えることが大切です。
マニュアルを作成し引継ぎ
今まで一緒に働いてきた部署のメンバーにも責任をもって業務を引き継ぐことが大切です。そのため、口頭での補足がなくても分かるようなマニュアルをしっかりと作成しておきましょう。
例えば、ルーチン業務はマニュアル化し、引き継いだ人がそれを見ただけで再現できるようなレベルで作成します。また、注意点なども記載しておくことで、引き継いだ人が困った時の手助けにもなります。
マニュアルにできるだけ詳細な情報を残しておくことが残ったメンバーへのマナーですし、円満に退職するためには大切なことです。
仕事を辞めない場合のストレス軽減法

悩んだ結果、やっぱり今の職場を辞められないといった人も多いと思います。ここでは、そんな決断をした人に少しでもストレスを軽減する方法をご紹介します。
コントロールできないことに悩むのをやめる
ストレスは自分の思い通りに行かない時に感じることがありますよね。
思い通りにいかなくても自分でコントロールできないことに悩むのはやめましょう。
やはり、他人と過去は変えることはできません。逆に自分と未来は変えることができます。
何か嫌なことや上手くいかないことがあったときに、つい相手のせいにしてしまいたくなりますが、自分に焦点をあてて自分でコントロールできることを改善したほうがストレスが軽減され上手くいくようになります。
相手に期待するのをやめる
「やってくれると思ったのに」「なんでそんな事もしてくれないんだろう」と思ったことはありませんか。相手に期待していた結果が得られなかった時に、ストレスが溜まりますよね。
例えば、上司や役職者に対して「なんでもっと評価してくれないんだろう」「もっとしっかりマネジメントしてほしい」といったケースです。
期待しているとそれが裏切られたときに感情がゆさぶられます。少しドライな考えかもしれませんが、最初から期待することをやめたほうがストレスは溜まりにくいです。
相手も完璧な人間ではないので、できないことがあって当然と思うようにしたほうが精神的に安定して働くことができます。
自分の欠点を受け入れる
なかなか自分の欠点を認めたくない人も多いと思います。
しかし、「自分はもっとこんなことができる」と思っているのにできないと理想と現実のギャップにストレスが溜まることも事実です。
変に意地をはらずに客観的に自分を分析して、まずは自分の弱みや短所を受け入れて現実を直視することが大切です。
その上で改善するポイントや伸ばしたい能力を認識し行動していくことが理想に近づいていく方法だと思います。
まとめ
ここまでで「仕事を辞めたいと思う時はどんな時か」「仕事を辞めたいと思った時の対処法」「仕事を辞めても良い場合と辞めない方が良い場合」「仕事を辞めない場合のストレス軽減法」をご紹介してきましたが、最後にもう一度内容を確認しておきましょう。
仕事を辞めたいと思う時ランキング
1位「職場の人間関係が悪い」
2位「理不尽な扱いや叱責を受けた」
3位「仕事量や残業が多い/休みが取れない」
4位「給料が安い/ボーナスや昇給がない」
5位「上司と合わない」
仕事を辞めたいと思った時の対処法
①辞めたい理由を書き出して頭の中を整理する
②理想の状態を書き出す
③自分でできる解決策を考えて行動する
仕事を辞めても良い場合
①会社の経営が不安定
②労働時間が長すぎる
③人間関係が悪すぎる
④うつ病など健康状態に支障をきたす
仕事を辞めない方が良い場合
①親の介護
②働きたくないから
仕事を辞める前に行うこと
①転職活動
②退職の意思を上司に伝える
③マニュアルを作成し引継ぎ
仕事を辞めない場合のストレス軽減法
①コントロールできないことに悩むのをやめる
②相手に期待するのをやめる
③自分の欠点を受け入れる
「仕事を辞めたい」「転職したい」と思った時は、実際私も活用したことがあるおすすめの転職エージェントがあります。1人で悩まずにプロに相談しながら、転職活動を成功させてくださいね。

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