「韓国映画でサスペンス映画が見たいな~」
そんな人に、「おすすめのサスペンス韓国映画5選」をご紹介します。
目次
国選弁護人ユン・ジンウォン
再開発地区の強制撤去現場で暴動が起き、警官が一名死亡。現場に立てこもりを続けていた。住人の一人パク・ジェホが犯人として逮捕される。ジェホの息子もまた現場で命を落としており、彼は「息子は警官に殺された。自分は息子を守ろうとしただけだ。」と主張していたが、その言葉に耳を貸す者はいなかった。
国選弁護人として事件の担当を依頼されたのは、コネも学歴もなく大きな訴訟の経験も乏しい三流弁護士ユン・ジンウォン。彼も初めはジェホの言葉を疑っていたが、事件の概要を調べるとすぐ捜査記録にはいくつかのおかしな点があることに気づく。国家事業レベルの再開発現場で起きたあまりに不自然な出来事に、ジンウォンの眠っていた功名心と僅かな正義感が動き始める。警察、検察、裁判所そして政治家たち。
国家権力全てが事件を闇に葬り去ろうとする中、ジンウォンは世論を味方につけることを思いつく。そうして国を相手に起こされたのは、賠償請求額わずか100ウォン、ただ真実のみを求めた前代未聞の訴訟だった。果たして、裁判の行方は! ?
引用元:Amazon
こちらは実話をもとにした作品で、裁判ものが好きな方にはハラハラさせられ臨場感のある作品かと思います。
重いシーンが多いですが、韓国らしい政治や悪い警察や検察と、正義を追い求める国選弁護人がかっこよく描かれています。
息子を殺された父親の心情に感情移入し切ない気持ちになりますが、弱者が犠牲になるという厳しい現実が見えてくるところがこの作品の醍醐味でしょう。
個人的には先輩役であるユ・ヘジンさんの演技が最高で彼にも注目して見てほしい作品です。
テロライブ
ある不祥事でテレビキャスターの職を失いラジオ局へ左遷された国民的アナウンサーのヨンファ(ハ・ジョンウ)。ラジオの生放送中に、身元不詳のリスナーから“マポ大橋を爆破する”と脅迫電話を受けるも、いたずらだと気にせずに電話を切った。しかし、その瞬間、マポ大橋が崩れ去るのを目撃する!
テロだと確信したヨンファは、パニックに陥るスタッフをよそに、この事件がテレビ局復帰へのチャンスと考え局長(イ・ギョンヨン)と水面下で取引を行い、犯人との通話を独占生中継することに成功する。
しかし、なぜかヨンファの耳にセットされたイヤフォンには小型爆弾が仕掛けられていた!21億ウォンもの巨額の金と大統領の謝罪を要求する犯人は一体何者なのか?なぜヨンファに接触してきたのか?一生一代のチャンスとしたこの事件のために、ヨンファは命の危険にさらされる・・・。
引用元:Amazon
こちらの映画は、多少橋の上の描写があるものの場面展開がほぼテレビ局内のみの映像にもかかわらず、迫力ある緊迫感がどんどん増していきハラハラドキドキさせられました。
自分の耳にいつの間に仕掛けられたのかもわからない小型爆弾におびえながらも、犯人と交渉をし続ける主人公の戦いぶりには圧倒されます。
何があってもテロには屈しないとする大統領の考え方は理解できるものの、人の命がかかっている場面での対応にモヤモヤさせられ、人の命の尊さを考えさせられる映画です。ラストシーンは意外な展開で、それがより一層この映画を魅力的に終わらせたと感じました。
探偵なふたり
国内最大の未解決殺人事件サイトを運営する有名ブロガーであり、プロファイリング同好会の会長でもあるカン・デマン(クォン・サンウ)。しかし、現実は子供の世話やら、サイト運営やら、妻に気を使う日々のせいで“シャーロック・ホームズ”級の推理力を発揮する機会が全くない。
彼の唯一の楽しみは、警察署に顔を出し、捜査に干渉すること!“広域捜査隊の人食いザメ”という華麗な経歴を持つにも関わらず、現在は一介の刑事として左遷させられたノ・テス(ソン・ドンイル)は、いつも事件に口を挟んでくるデマンを疎ましく思っていた。
そんなある日、デマンの友人である刑事が殺人容疑で逮捕される事態が発生。デマンとテスは、この事件に隠された陰謀を察知する。警察は事件解決と判断する中、真犯人を見つけるために仕方なくふたりは手を組み、ぶつかりながらも捜査を進めていく。そんな彼らの前に新たな殺人事件が起こってしまう…
引用元:Amazon
こちらは、コメディタッチな予告編だったので軽い気持ちで見始めたものの意外と残虐なシーンもあり、かつ複雑な構成にどんどん惹きつけられる作品でした。
主人公二人の名コンビぶりは見てて楽しく、恐妻家をもつダメ夫っぷりのコミカルな描写もあるなかで、二人が推理しながら真相に迫っていくストーリーはだれることなくテンポのいい作品となっていました。
ラストの意外な真相に、「あ~この映画面白かったな!!」とつい声が漏れたほどです。
こちらは続編もあるので、ぜひ併せて観ていただきたい作品です。
提報者~ES細胞捏造事件~
世界で初めてヒトのES細胞作製に成功したというイ博士(イ・ギョンヨン)の発表に沸き立つ韓国。 しかし、テレビ局のディレクター・ユン(パク・ヘイル)は匿名の情報提供者から、 博士の研究成果は捏造されたものだと告発の電話を受ける。 電話の主は博士と共に研究していた若手研究者シム(ユ・ヨンソク)。 彼は科学者としての良心の呵責に揺れ、告発を決意したのだった。
彼の証言を信じたユンは、真実を明らかにするため取材を開始する。 しかし、博士への批判は国益に反するとする世論やマスコミ、 さらには政府からの激しい圧力・抗議が彼らの前に立ちはだかるのだった……。
引用元:Amazon
こちらは、細胞の研究成果が捏造であることを人生をかけて告発しようとする元研究員を取材するテレビディレクター目線のストーリー。国民に愛される博士を敵に回すということは国民全体を敵に回すことにもなりかねないなかで真実を追い求めるスリリングな作品です。
国益よりも正義のために研究所も去り告発を決意するものの、彼の妻は現在進行形で研究所で働くため、博士は妻の弱み(子供の病気)につけこんで先回り妨害しその結果気持ちが揺れ動くシーンなどは共感しつつも歯がゆくなります。
高度な駆け引きが最初から最後まで作品に惹きつける要素となっていて、観てて飽きない作品でした。
暗数殺人
本当は、何人殺した?
「7人だ。俺が殺したのは全部で7人。」キム・ヒョンミン刑事(キム・ユンソク)は、恋人を殺害し逮捕されたカン・テオ(チュ・ジフン)から突然の告白を受ける。しかし、テオの証言のほかに一切証拠はない。そもそも彼は、何故自らそのような告白を始めたのか?警察内部でもテオの自白をまともに相手をする者がいない中、ヒョンミンは直感的にテオの言葉が真実であると確信。上層部の反対を押し切り捜査を進めてゆく。そしてついに、テオの証言どおり白骨化した死体が発見されるのだが、テオは突然「俺は死体を運んだだけだ」と今までの証言をくつがえす。「どういうことだ」テオの言葉に翻弄されてゆくヒョンミン。果たして残る死体は存在するのか?テオの目的は一体?
引用元:Amazon
こちらは、実話をもとにした作品です。こんなサイコな人が実在するのかと思うだけで恐ろしくなります。
犯人の証言に振り回されながらも真実を追い求めてひたすら一つ一つの事件に向き合っていく刑事の執念には驚かされます。
キレやすい犯人の残虐な数々の殺人は、証言が二転三転するため果たしてそれが真実なのかどうかもわからない奥の深い難しい内容でしたが、サイコな犯人と冷静な刑事のやり取りはとても引き込まれるものがありました。
さいごに
今回は韓国映画のサスペンスについてご紹介させていただきましたが、韓国映画が好きなので今後ほかのジャンルも少しずつご紹介していけたらと思います。
興味のある方はぜひまたのぞきに来てください。
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