生活

自由設計の一戸建てを購入する人必見!間取り作成で気を付けること9選

リビングとキッチン
この記事はこんな人におすすめ
  • これから住宅を購入する人
  • 自由設計や注文住宅で間取りを検討する人
  • リフォームを検討している人

私自身マンションにするか一戸建てにするか悩みぬいた上で、最終的には一戸建てを購入しました。自由設計だったので、設計士さんに相談しながら間取りを一から決めていきました。実際に住んでみて、「設置して良かった点やもっとこうしておいた方がよかった点」などをご紹介したいと思います。

間取りで気を付けること

  1. 駐車場(カーポート)の屋根
  2. 玄関の土間
  3. ドアノブの高さ
  4. 引き戸のソフトモーション機能
  5. 収納
  6. キッチンの食器洗い乾燥機
  7. 和室
  8. 2階につながる階段下のドア
  9. コンセント口数

①駐車場(カーポート)の屋根

これは設計士との打ち合わせで決めるというよりは、現場監督と現地で話をしながら決めました。屋根を付けて良かった点は、やはり雨の日は屋根があるので濡れずに車の乗り降りができます。荷物やベビーカーなど大きいものを乗せたり降ろしたりするときにも便利です。

また夏には車を外に出して、屋根の下で子供のプール遊びをするときには丁度屋根があるおかげで日差しを防げるのもいい感じです。

屋根を設置する分、柱が必要なため少し駐車場の横幅スペースは狭くなり費用もかかりますが、これは長い目で見た時に取り付けて良かったと思いました。

②玄関の土間

土間も玄関に設置しました。ベビーカー、傘立て、スーツケース、子供の外用おもちゃなど外で使用する汚れがちなものや、家に置くとかさばって邪魔になるような大きいものを収容できます。掃除道具やゴミとなる段ボールなど色々なものを置けるので、かなり便利です。

また土間の部分にハンガーかけを設置したことで、冬のかさばるコートや花粉の時期には家に持ち込みたくない上着などもかけておけますし、何かと便利なスペースなので今や無くてはならない場所になっています。

③ドアノブの高さ

ドアノブの高さに関しては、設計の段階では特に気にしていなかったのですが、住み始めてから気づいた「こうしておけばよかった!」ポイントになります。

子供がいて1歳をすぎてくると色々周りのものを触りだします。私の娘も1歳を越えたあたりから好奇心旺盛でなんでも開けたり触ったりするようになったのですが、その1つがドアノブでした。

リビングから玄関につながる場所にドアがあるのですが、そこのドアノブを勝手に触ってドアを開けようとすることがよくありました。ドアノブに関しては、1歳や2歳の小さな子供が届かない場所の高さで設置すればよかったというのが実際に住んでから気づいた点でした。

住んでからはドアノブの高さは変更できないので、我が家は下記のようなドアノブストッパーをつけて対応しています。

④引き戸のソフトモーション機能

洗面所やトイレなどを引き戸で設計したのですが、その引き戸にソフトモーション機能をつけました。ソフトモーション機能とは、「扉を閉めるときに枠にドアが近づくと自動的にブレーキがかかり、ドアがゆっくりと引き込むようになっている機能」です。

この機能をつけることで、「ドアの衝撃音が緩和」「子供の指詰め防止」といったことに役立ちます。我が家の場合は、このソフトモーション機能を扉の片側だけにつけたのですが、両側につければよかったと後悔しています。

片側だけにつけたことで、ドアをしめるときにはゆっくりとソフトモーションで閉まるのですが、開けるときにはブレーキが利かず勢いよく開き、「ガンッ」と音も鳴ってしまい、さらに子供の指詰めの原因にもなってしまいました。

もっと事前知識があればなと思ったため、引き戸を設計に盛り込む方はぜひ両側に上記機能をつけることをおすすめします。

⑤収納

これは一番重要になってくるかもしれません。収納は極力多めに設置することを意識して間取りを決めました。

洗面所や脱衣所に収納スペースを多くとることと、部屋にウォークインクローゼットをつけたことは特に役立っています。

逆に収納スペースを少しでも広くとることを意識しすぎて、壁をくり抜けるところはくり抜く!という設計をしてしまったために実際には使いづらくデッドスペースになってしまった箇所があります。

収納スペースを考えるときには、「形や高さなど本当に使えそうか、実際に何を収納するのかをイメージした上で設定する」ということを意識したほうが良いと思います。

⑥食器洗い乾燥機

これは知り合いから良さを聞いたりしてギリギリまで設置するかどうかを検討しました。今まで手洗いすることに慣れていましたしどうしても価格が結構高いので、費用をかけるべきかどうかは悩みましたね。

我が家では最終的に食洗機を設置しましたが、これは本当に正解でした。予洗いは多少必要ですが、大量の食器を手洗いするより楽ですし一時的に収納スペースにもなるのでかなり便利です。

子育てしながらで少しでも効率よく家事をするために、ママちゃも「もはや無いとか考えられん」とよく言っています(笑)

⑦和室

リビングの横に隣接して和室を設けました。いかにも和室といったいぐさの畳ではなく、お洒落でモダンな琉球畳にしたり壁紙も和の雰囲気のものにしました。

リビングとの段差や襖をつけずにフルオープンにすることで、空間が広々と感じます。子供のベビーベッドやおもちゃを置いていますが、リビングの延長に少し区切りのある空間を作ることでしっかりと専用スペースが出来るので整理しやすく見た目にも落ち着きます。

琉球畳というのは、一般的ないぐさの畳よりも強度があるためベビーベッドなど重いものを置いても型がつく心配はそれほどなく、また劣化も少ないのでいぐさのようにひっかかる心配もありません。

⑧2階につながる階段下のドア

1階のリビングから2階の部屋につながる階段下に引き戸をつけました。部屋を広く見せたいといったことだけ考えると階段下に扉をつけないリビング階段のほうが空間は広く感じますし、おしゃれ度も増すでしょう。

ただ機能面を考えると、圧倒的に階段下にドアをつけて正解でした。まずは扉をつけることで音を遮断できます。コロナ禍でテレワークが増え2階で仕事をする時も、1階の物音が気にならないのは非常に助かりました。

また匂いに関しても、1階の料理の匂いが2階にまで行くことを防げます。さらに室温に関しても、扉をつけることで1階の冷暖房を効率良く効かせることが可能となり光熱費の削減にもなります。

これは意外と盲点になる箇所なので、絶対に取り付けた方が良いと思いました。

一生住む家です。おしゃれさも欲しいかもしれませんが、それ以上に住みやすさ、機能面を重視してみてもいいかもしれません。

⑨コンセント口数

コンセントの口数は多い方が良いと思ったので、リビングに関しては数か所3口コンセントにしましたがこれは失敗でした。

3口のコンセントは口の間隔が2口コンセントよりも狭くなるため、結局3口にしてもよほど小さいコンセントでない限り連続して3つともの口を使用することができません。

口数に関しては、拡張コンセントが家電屋に売っているのでそちらで対応したほうが余程使い勝手が良いと実際に使用してみて感じています。

さいごに

我が家も間取りを確定するまでに、相当な時間をかけて調べたり実際に一戸建てに住んでいる人に話を聞いたりしました。

それだけしても、実際に住み始めてみると、「やはりもっとここはこうしておけばよかったな」といった点が出てきています。この記事を見てくれた方が、少しでも後悔のない間取りの決定に役立てれば嬉しいです!

ちなみに実際に間取りを決定するまでに色々参考にした本をご紹介しておきます。是非、ご参考にどうぞ!

こちらの記事では、こどもちゃれんじベビーに関する記事も書いていますので、お子様がいらっしゃる方は是非読んでいってくださいね。

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