結婚式を挙げたいなと思うけど、費用もかかるし準備が大変そう…。まずなにから始めたらいいのかもわからない。という方に向けて、この記事では結婚式当日までのスケジュールや準備するものなどを一気にまとめてみました。
- 結婚式の準備についてイメージを持ちたい人
- 結婚式当日までの流れをざっくり知りたい人
- 実際に式を挙げた人の体験談を読みたい人
目次
式当日までのスケジュールとその詳細
- 結婚式場探し
- プランナーとの打ち合わせ
- 衣装合わせ
- 招待状の作成・発送
- 前撮り
- エステ・マツエク・ネイルなどの自分メンテナンス
- 結婚式当日
①結婚式場探し
こちらについては下記記事にて詳細にまとめていますのでぜひ読んでみてください。
②プランナーとの打ち合わせ(プランニング)5回
結婚式の打ち合わせは平均4回~5回です。私たちは約2~3時間の打ち合わせを全5回行いました。
だいたい式場探しは式の一年ほど前から始めますが、私たちは結婚式について考え始めたころに妊娠発覚したためお腹が大きくなりすぎる前に挙げたかったこともあり、式場決定から式当日まで4か月というスケジュールで進めていきました。
1年前に式場を決定したとしても通常は式の約4か月前から打ち合わせが始まるので、スケジュール的にかなりタイトというわけではありません。
順不同ですが、プランニングの内容は以下の通りです。
- 全体の流れ
- ウエディングケーキのデザイン決定
- BGMの選曲と挿入のタイミング
- 配席と主賓や余興者の確認
- 料理とドリンクメニューの決定
- 引き出物の決定
- 司会者との打ち合わせ
全体の流れ
こちらは結婚式と披露宴の一連の流れについて詳細に詰めていきます。全体の流れの打ち合わせはかなり時間がかかりました。
◆ウェルカムドリンク
参列者が会場に到着して式開始までの間ゆっくりと過ごしてもらえるよう、ウエルカムドリンクを提供しました。
◆結婚式
式の流れについては式当日に練習がありますが、その中でイレギュラーに盛り込みたい内容などについて打ち合わせしました。
私たちには姪や甥がいたため、リングガールやベールボーイ(ガール)をその子たちに任せたいという思いがあり、それをプランナーに希望しました。
リングガールとは、指輪の交換で使う結婚指輪をバージンロードを歩いて二人の元まで持ってきてくれる子供のことです。
またベールボーイ(ガール)は、バージンロードを歩く花嫁の長いベールを後ろでもって一緒に歩いてくれる子供たちのことです。
子供たちのおかげで式当日は「可愛い!」と盛り上がり、式に花を添えてくれました。
◆披露宴会場までの移動
式が終わった後は披露宴会場への移動ですが、私たちはその間に大階段でフラワーシャワーと全員での写真撮影を行いました。
友人も数名呼びましたが、基本的には親族中心の結婚式だったのでブーケトスなどは行わずフラワーシャワーのみとしました。
また当日結果的に晴天でしたが、万一雨だった場合にも備えてガーデンに出るようなシーンは避けました。
◆披露宴の流れ
入場から退場までの流れと詳細を決めていきます。私たちは下記のような流れで披露宴を開催しました。
- オープニングムービーからの入場
- 新郎のウエルカムスピーチ
- 新婦父のスピーチ※
- 主賓挨拶と乾杯
- プロフィールムービー
- ケーキ入刀
- 友人代表スピーチ
- テーブルごとの写真撮影
- 花嫁から母親への手紙
- 両親への贈呈品
- 退場からのエンドロールムービー
※③の新婦父のスピーチですが、一般的には新郎父のスピーチが多いかと思います。私たちの場合新郎父が既に他界していたこともあり新婦父にお願いしました。
お色直しは少人数のため、待たせる時間が生じることもありしませんでした。
◆送賓
来てくれた方々にプチギフトを手渡ししながら感謝してお見送りします。
ウエディングケーキのデザイン決定
私たちは「ディズニー」をキーワードにしていたため、ケーキについてもストーリーにぴったりのデザインを希望しました。
基本はもともとあるデザインを選び、さらにこういうデザインを入れてほしいなどの追加要望をすることでイメージに近いケーキになりました。
BGMの選曲と挿入のタイミング
BGMはウエルカムドリンク、披露宴入退場、歓談中、ケーキ入刀などシーンに合わせていくつかのミュージックを挿入します。
すべて同じアルバムを流し続けるでもいいのですが、私たちのテーマである「ディズニー」の世界観を色々なシーンで出したかったので、かなり悩んで4枚のアルバムをチョイスして、歓談中は歌の無いもの、盛り上げたい入場やケーキ入刀などは歌のあるものなどを選びました。
配席と主賓や余興者の確認
配席については、人数が多い場合は同じ団体ごとなどで区切ればいいかもしれませんが、私たちは親戚中心の少人数だったため、新郎新婦の友人を一つにまとめるなど少しイレギュラーな配席にしました。
また姪甥などでまだ小さい赤ちゃんや子供の席は子供椅子を配置するなども相談しました。
主賓や余興者(私たちの場合はスピーチをお願いしました)には、それぞれに早めからお願いしておく必要があります。
料理とドリンクメニューの決定
料理は参列者の印象に大きく残るものの一つです。なので、いくつかのランクから選ぶことになりますが、ここは妥協したくないところですね。
お肉のランクや魚の種類など、下の方のランクのものはそれなりに質素だったり国産じゃなかったりします。
一番上位ランクとはいかなくても、真ん中より上のランクのものを選択できたら喜ばれるでしょう。
ドリンクについてはお酒の幅をどこまでにするのかは参列者によるため、お酒を飲まれる方の傾向が分かる場合は絞ってもいいですが、参列者が多い場合や傾向が分からない場合は全てのお酒を飲めるメニューにしておくことが無難ですね。
引き出物の決定
引き出物は参列者に感謝の気持ちを込めてお返しする品物です。一般的に、「メインギフト」、「2品目(引菓子)」、「3品目(縁起物)」と、1人に対して3種類選ぶことになります。
地域によってはもっとたくさんの引き出物をお返しするところもあるようですね。
感謝の気持ちをもって選べば喜んでもらえるでしょう。
司会者との打ち合わせ
司会者とは、私たちの出会いや馴れ初め、またスピーチや余興をしてくれる友人などのエピソードなど、司会進行していただくなかで渡しておくべき情報について打ち合わせします。
ここは強調してほしいとか、これは言わないでほしいなど詳細な要望を伝えておくことで気持ちのいい進行をしてくれることでしょう。
③衣装合わせ5回
女性なら特に楽しみである、ドレスの衣装合わせです。
男性もこういう時しか着ないタキシードにカッコイイのを選びたくなるかもしれませんが、ここはどうか男性の衣装代を抑えて女性のドレスをランクアップさせてあげてください(笑)
衣装合わせは全5回ありました。
- ウエディングドレス・カラードレス・タキシード全体を確認
- タキシード・男性用小物決定
- ウエディングドレス決定
- カラードレス・女性用小物決定
- 最終採寸
ウエディングドレスは、姪甥にベールボーイ(ガール)をしてもらえるよう、私の場合はベールではなくドレスの裾がかなり長いものを選び裾を持ってもらいながら歩くことにしました。
タキシードについては金額を抑えてもらいつつ、ウエディングドレスとカラードレスをお気に入りものを選ばせていただきました(笑)パパちゃありがとう!
ちなみに私は妊娠中だったため、サイズ変更が多少あっても融通がきくように「編上げ」タイプにしました。ファスナータイプだと太ってしまった際苦しくなったり、それこそ閉まらなかったら大変です。
小物というのは、ベール、ティアラ、グローブ、ブーケ、アクセサリー等ありますが、これらもピンキリで素敵なものはとても高額になるため、なるべくセット料金の範囲内のデザインで選びました。
グローブについては、セットで付属しているものが普通の手袋のような指を全て覆うタイプのものだったため指輪交換の時に付け外しする必要が出てくることが嫌で下記のようなフィンガーレスタイプをネットで購入しました。おすすめなので検討してみてくださいね。
④招待状作成・発送
招待状やその他準備物については後述で詳しく記載しますが、私たちは式場にはお願いせず、ネットで探した別の業者に依頼しました。
招待状の発送時期は3か月前~2か月前で、返信期限を1か月後に設定して発送します。
基本的に招待状を送る前に、招待したい人に事前に入籍した(する)旨と式の日程や場所、招待状を送りたい旨を連絡するのがマナーとなりますので、送った人にはよっぽどのことがない限り参加していただけるでしょう。
⑤前撮り
思い出の一つになる前撮り。結婚式当日も結構撮影するのに前撮りって本当に必要?と思う方もいるかもしれませんが、前撮りは絶対にしたほうがいいです。
当日は来てくれた方々とお喋りしたり、ケーキ入刀、お色直し(私はしていません)などやることが多かったりで何かと忙しいです。
なので、ベストスマイルでポージングしての二人の写真撮影は前撮りできっちりと残す方がいいかと思い私たちは取り入れました。
前撮り当日までにしておくべきことは自分のコンディションの調整はもちろんですが、やってみたいポージングをあらかじめある程度考えておくことです。私たちは妊娠中だったこともあり、お腹に二人で手を当てるポーズや、新郎が新婦のお腹にキスといったポーズを取り入れました。
また、ディズニープリンセスのカラードレスで前撮りしたため、そのストーリーにちなんだポージングも取り入れて楽しい撮影となりました。
何も考えていかなくてもカメラマンからいろいろポーズの指示を貰えますが、やっぱり自分たちで考えた自分たちらしさを出すには事前に考えていった方がいいかなと思います。
⑥エステ・マツエク・ネイルなどの自分メンテナンス
よく結婚式までにダイエットやエステ通いされる方もいらっしゃるかと思いますが、私の場合は妊娠中ということもありダイエットは諦めました。
その代わり式場で提案していただいた肌つやUPの1回限りの直前エステを行なってもらい、気分的にも自分を磨いて当日を迎えることで素敵な1日になると思いお願いしました。
時間とお金に余裕がある方は、エステやダイエットで一番最高に輝いた自分を当日に見せられるように通ってみてもいいかもしれませんね。
あと私は、マツエクとネイルをばっちりして当日に臨みました。
⑦結婚式当日
全ての準備が整いあとは楽しむだけです。
準備期間はそう長くありませんでしたが、自分たちなりにはすべてやりつくしたと思えるまでしっかりと準備して迎えた当日。
来賓の方々には「とてもいい式だった」と言っていただけて、中には泣いて感動してくれる方もいて、最高にいい思い出となりました。
パパちゃは結婚式当日が余程楽しかったのか、この後一週間ほど結婚式ロスで魂が抜けていました(笑)
準備物一覧
ここからは結婚式において準備すべきこと、物の一覧をまとめます。これらは私たちの結婚式で必要だったものを記載したものですので、人によっては足りないものや不要なものもあるかもしれません。参考程度にご覧ください☆
招待状・席次表・席札・料理メニュー表など
これらペーパーアイテムの準備については式場でのプランニングの際、作成してもらうかどうか確認されます。ただやっぱり提案されるがまま契約していると高額になるため、自分でネット注文で別の業者に発注する方が安く済む場合があります。
式場によって価格も異なるので絶対安くなるというわけではありませんが、参考にしてくださいね。私はディズニー好きなのでおすすめはこちら↓
オープニング・プロフィール・エンドロールムービー
エンドロールムービーは通常式場からの提案はあると思います。よく、当日の式や披露宴の映像をまとめてエンドロールムービーが流れているパターン見たことありますよね。私もあれ少し憧れていたんですが、私たちの式場は価格30万円でした。
30万円!?となりました。結婚式のプランニングをしていると感覚がマヒしてきて、「よし、1万や2万ぐらいなら追加してください♪」って即答しちゃうことも多いのですが、さすがに1つのムービーに30万円は出せないな・・と思ってしまいました。
なので、私たちは知識ゼロから調べまくりで無料動画編集ツールを使って3つのムービーを作成してみたのですが、それがまぁしんどい!
やり方を理解するまでに何日もかかり、さらに素材を切り貼りして加工して編集してってもう、途中挫折しまくっては「あかんあかん頑張ろう」の繰り返しでした。元々動画編集の知識が豊富な方は自作もいいですが、そうでない方はクオリティーもかなり低くなるので正直おすすめしません。
やっぱり少しはプロに頼むのがいいかもしれませんね。
↑こちらは、早割があったりまとめての注文でセット割などがありますので、3本とも作成したい場合は特にお得ですね。そうでなくても式場で頼むのと比べると圧倒的に安く済みます。個人的にはかなりおしゃれだと思います。顧客満足度1位を獲得している会社なので安心ですよ。
両親への贈呈品
私たちは両親への贈呈品については、かなり悩みましたが今まで育ててくれたことへの感謝という想いから、子育て日数が印字されたフラワーボックスを選びました。育ててくれた日数ってなんだかおしゃれですよね。こんなに長い間一緒に居てくれたんだ…と思えます。
新郎の最初と最後のスピーチ
これはできるだけ紙を見ずに言えるぐらい練習しておきましょう。ウエルカムスピーチではユーモアも織り交ぜながら場を盛り上げることが出来れば、「新郎面白い、カッコイイ」と少し株が上がります。
パパちゃは家で何度も何度も練習していましたが、いざ当日スラスラとスピーチしているパパちゃを見ているととても頼もしくなりました♪
友人スピーチや余興・新郎父・主賓の挨拶・会社への電報依頼
友人にスピーチや余興、また新郎父や主賓の挨拶をお願いする場合は直前では迷惑がかかりますので、できるだけ早いうちにお願いしておきましょう。
また夫婦共働きの場合はそれぞれの会社の電報については合わせるようにしましょう。一方のみ電報を送ってもらうということのないよう、両方の会社に出してもらうか、両方とも頂かないかで統一したほうがいいですね。
両親の衣装・ヘアメイクの確認
式場によっては、両親や親族の衣装(着物やフォーマルドレス)のレンタルとヘアメイクを手配してくれる場合もあるため、必要であれば事前に確認し予約しておきましょう。
音響用のミュージック
私たちはディズニー音楽を常時流しておきたかったため、下記のようなディズニーのウエディング用のCDを購入し適切なタイミングで流してもらうよう打ち合わせしました。
入場などは歌詞のある盛り上がる曲だとか、歓談中はBGMにするとか、そのあたりの状況にふさわしい音楽を選ぶことも結構考えて配置する必要があったので難しかったですね。
下記は参考です↓このほかにメルカリでジャズ系も購入しました。
カメラマン・司会者
こちらはもちろん式場から提案がありますので、必要であればお願いしましょう。
私たちは親戚にカメラが趣味の方がいたので、全面的にカメラ撮影をお願いしました。
司会者は参列者の人数にもよりますが、親族だけの場合もある程度呼ぶのであればつけておいた方が良いですね。進行がスムーズになります。
花嫁から両親への手紙
無くてもいいかもしれませんが、あればより一層感動されます。
どのように育ててきてもらったかを皆さんの前で披露するわけで、花嫁の人柄をよく知れるチャンスですので、参列する立場から見てもこれがあれば毎回聞き入ってしまいます。
ただ、恥ずかしい気持ちや読みながら泣いてしまうのでメイクが心配などのデメリットもありますね。
遠方からの参列者の宿泊代・お車代
せっかく遠方からお祝いにかけつけてくれるわけですから、失礼のないように考えておきましょう。ただ親族間での取り決めなどもありますので、どこまでの距離感の人にどのくらい出すのかは両親と相談するのが良いかもしれません。
「遠方」とは一般的には新幹線や飛行機を使って移動する距離と考えられています。
その他小物
私たちが用意したものは以下のとおりです。
- 前撮り用小物
- ウエルカムボード
- 受付表
- ガーランド
- リングピロー
- フォトプロップス
前撮り用の小物については、ぬいぐるみや夫婦二人のイニシャルの置物など、事前に撮影したいイメージをしておいて、それに合わせた小物をいくつも用意しました。
また、ウエルカムドリンク会場に大きな「happy wedding」の文字のガーランドを飾りました。これがあるだけで質素な壁も一気に華やかになりますね!
テーブルごとの写真撮影には下記ようなフォトプロップスを使用しました。年配の方々もこれのおかげで少し照れながらも楽しみながら写真撮影が出来て盛り上がりました。
結婚式自体をするかどうか迷っているあなたへ
私たちは結婚式を挙げて本当に良かったと思っています。
コロナ禍で人を招待することをためらう気持ちになるという方もいるでしょうし、費用面が心配という方もいるでしょう。
ただ結婚式は、これから二人の人生が始まるという大きな区切りになりますし何より素敵な思い出になります。
子供が出来てからでは本当に考える余裕もなくなりますし、それこそ子供が出来てから結婚式のような大きな出費は出せなくなります。
費用面は正直いくらでも調整はできます。節約するなら大変ではありますが徹底的に自作という道もありますし、親族婚のように人数を少なくしたり、プランナーさんととことん相談してみて費用を抑える方法を提案してもらえるでしょう。
後で「やっぱりしておけばよかった」と後悔しないように、ぜひ結婚式を挙げてみてはいかがでしょうか。
まずは式場探しから!
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