- 出産を目前に控えている方
- 出産を不安に思っている方
- 出産について具体的なイメージを持ちたい方
- 出産の経験談を読みたい方
これから出産を迎える方不安ですよね!ぜひ参考にしてみてくださいね。
2人目の出産を終えてようやく落ち着いてきた私が、これから出産を迎える人にとって少しでもイメージが沸くように自分の出産体験談をまとめることにしました。
人によって出産の形、痛み、感覚など異なりますが、一体験談として読んでいただき役立てられたらと思います!
目次
2人目の出産 ~前駆陣痛から出産までの流れ~

前駆陣痛?
予定日の約3週間前、スタバでまったりしている最中に前駆陣痛らしき痛みを感じました。
ちなみに前駆陣痛とは、陣痛のように痛みを伴う子宮収縮ですが間隔や持続時間が不規則なもののことをいいます。
我慢できる痛みではありましたが「前駆陣痛かも」と思ったのは、10分前後の間隔で繰り返し痛みが来たからです。
パパちゃに「前駆陣痛かもこれ!!」と騒いで慌てさせたものの1時間足らずで落ち着き、そこから3週間待てど暮らせど何も兆候がないまま日が過ぎていき予定日を迎えました。二人目は早く産まれるものだと思い込んでいたのでまさかでした。
ちなみに私が間隔計測に使用していたのは「陣痛きたかも」というアプリです。無料で利用できます。
予定日超過で促進剤投与の決定
それまで週1回だった健診も予定日超過後は妊婦健診とNSTでのモニタリングとで週2回産院に通うことになりました。
NST(ノンストレステスト)とは、胎児の心拍数や子宮収縮を調べる検査で、赤ちゃんが元気かどうかがわかるものです。
予定日超過後のNSTでは赤ちゃんが順調と分かり、その4日後の健診時点でも予兆がなかったため、予定日からちょうど1週間後の日に陣痛促進剤投与が決定されました。
1人目で点滴による促進剤投与を経験しているので、死ぬほど痛いあの辛さをもう一度経験するのかと思うと怖かったです。
おしるしからの前駆陣痛開始
促進剤投与を2日後に控える日の夜、22時ごろ突然おしるしが来ました。
生理初日ぐらいの少ない量でしたが鮮血だったので少し焦ります。
おしるしは初めての経験でしたが、予定日を超過していたこともあり、これがおしるしなんだろうと直感的に分かりました。
とりあえずナプキンをつけ、寝ようと布団に入ってまもなく23時半ごろから陣痛と思われるような定期的な痛みが始まりました。
まだ我慢できる程度の微弱陣痛ではあるけど一定の間隔で来ていて、痛みがおさまったらトイレなど余裕で行くことができました。
痛みも生理痛の少し強めぐらいなので、パパちゃには報告しましたが産院への連絡はまだまだかなと思う程度でした。
夜中2時半ごろ、痛みの強さは変わらないけど7~8分間隔が4回ほど続いたため、経産婦ということもあり産院に電話してみました。
しかし、私の声に余裕があること、7~8分間隔が始まったばかりであることからあと1~2時間様子見てくださいと言われてしまいました。(えっ1~2時間!?)
そこからも前駆陣痛は続きほとんど眠れない状態でしたが、間隔が10~30分とまばらになったため再度産院に電話することなくそのまま朝を迎えました。
本陣痛が来て産院へ
絶えず前駆陣痛は続いていましたが、ついに朝11時過ぎ、ソファの上でのたうち回るほどの強い陣痛が来たのです。
これが数回続いたタイミングで産院に連絡せずにはいられないと思い、12時過ぎ、痛みがおさまっている間に電話をしました。
よほど声にも余裕がなくなっていたのか、私の悲壮感に「すぐに来てください」と許可が出たことにホッとしました。
この時の陣痛の間隔は7~10分で来ていました。
お昼ご飯にチキンラーメンを食べようとしていたのに、残念ながら一口しか食べられず産院へ。事前にウィダーインゼリーを準備しておいてよかったです。
コロナ禍のため立ち合いは一人のみ許されていたものの、陣痛室ではなく分娩台に乗ってから立会人を呼んでいいことになってたので、分娩台に移動するまではパパちゃは外の駐車場で待機してもらっていました。
陣痛室でNSTしながら子宮口の開き具合を見てもらったら、すでに5~6センチとなっていました。
我ながら家でぎりぎりまで耐えたほうだと思います。
13時半ごろ分娩台にあがることになりパパちゃにラインしました。(意外に陣痛と陣痛の間隔の際に冷静にライン打ったりできるもんだなと思いました。)
このご時世なので産院についてから、コロナの抗原検査で陰性確認後に分娩室に来てもらいました。
そこからはもう痛すぎて記憶があいまいですが、陣痛が5分おきに来るたびに腹の底から叫び声をあげながら耐えていました。
相当うるさい妊婦だったと思います…。ちなみにあまり声を出さない方が痛くないといわれましたが無理でした。
ベッドの柵をこれでもかというほど強く握りしめたり、グーパーグーパーと手を開いたり閉じたり気持ち悪い動きをしながら、叫ばずにはいられない痛みと戦うこと1時間半。
パパちゃには陣痛の合間にお茶やウィダーインゼリーを飲ませてもらったり、割れるような腰の痛み緩和のために、腰をもんだりさすったりしてもらいました。
ほかの人はよく、腰を強く押してもらうと楽と聞くことが多いですが、私はそれをされると余計つらくてずっとさすってもらうのが一番楽でした。
子宮口8センチぐらいのときにはもう、「(赤ちゃん)出てくる!!!」と何度叫んだことか、赤ちゃんが出てきそうな感覚になるので助産師さんに肛門をぐいぐいテニスボールで押さえられながらなんとかいきまずに耐えるというのを繰り返すのもつらかったです。
なぜ出てきそうなのに阻止されるのかというと、子宮口がしっかり開かないうちにいきんでしまうと、会陰が必要以上に裂けてしまったり、出血が増えるからだそうです。
それを聞くと、ボールで押し込んでくれて本当に良かったです。
出産~後処置
ついに子宮口10センチに到達し、分娩体勢になります。
個人的には横を向いて丸まった体勢が比較的楽だったので分娩体勢の上向きになるのが辛くてたまりませんでした。
2回ほどいきんだところで、プチっという感覚とともに破水。(一人目は破水からの始まりだったので、この感覚は初体験)
そこからいきむこと5~6回、どのタイミングで切られたのかわからなかったけど、会陰切開され20分ほど叫び倒して
ようやく愛しの我が子が産まれてきてくれました。
一人目の時はすぐに涙が流れて感動しまくりでしたが、正直二人目だからか「終わったー!」感のほうが強かったように思います。
でも、やっぱり元気な泣き声を聞いて、ふやふやの我が子を見ると「頑張って本当に良かった、会えてよかった」と心の底から思いました。
息つく間もなく今度は会陰切開の縫合が待っています。
縫合のための麻酔は5本ほど肛門付近に注射を打たれたけど、余韻にひたっていて気づかないとかじゃなくて、普通にめっちゃ痛かったです。
でも麻酔が効くので縫合自体は全く痛くなくて、赤ちゃんを見てる間に終わっていました。(皮膚に糸が通る感覚は気持ち悪いけどね…)
整えられた赤ちゃんを腕に抱かせてもらい、さっそくチューしたくなる衝動を抑えながら、パパちゃにたくさん写真や動画を撮ってもらいました。
すぐに母乳もあげたらかなり強い吸引力で、赤ちゃんが生まれてきたことを強く実感できました。
本陣痛から3時間半の超安産で終えた今回の出産でしたが、我慢強くない私はもうこれ以上は経験したくないと強く思いました。
さいごに
今から出産を迎える方は、楽しみでもありとても不安なことも多いと思います。痛みや環境などにおいて不安だらけのなかでその時を待っているかと思いますが、少しでも何か参考になっていれば嬉しいです。
他に、1人目と2人目の出産の違いなどをまとめた記事も書いています。気になる方はチェックしてみてください!
またこちらの記事では、ベビー用品のおすすめなども紹介していますので併せてご覧いただければと思います。

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